Mexico(メキシコ)
さらされて 立ちはだかる まごう心 命の弧線 ともすれば消える めをつむって小宇宙 恐れは閃光を伴い ただ『ある』こと それ以下でもそれ以上でもない 無限のフトコロは いつだって懐かしい Photo@Mexico、Taxco(メキシコ、タスコ)
何度も何度も 傷をえぐるように 罪を血で洗うように ココロに一刺し イタイ イタクナイ イタイ 嗚咽交じりの懺悔は 漆黒の夜に霞み 行き場のないえぐみを 浄化する術など知らず イタイ イタタマレナイ イタイ 無下に刻まれていく 命の履歴 一方通行 あの日か…
それは流星のごとく 人生を一瞬ですり抜けた 覚悟なんて間に合わず こんなアドリブ望んでないよと 電話の向こうでうごめく 彼のコトバはしばらく宙を舞って 幾度もその暗号を反芻しては 理解する寸前で足止めくらい そろそろ小芝居はやめようと 冷静が現実に…
混濁した意識、渦に溶けて 虚ろにつむがれた 言の葉@終着地 『細胞一つ一つにありがとうと言ってるの。』 巻き戻したい衝動は 音を無くし、はじける ひしゃげた最後の望み 無謀で果てしない 深くじれったく、儚い そんな一瞬の永遠に 身を預けて 激しく押し…
人生を複雑にしているのは、 行き過ぎたイマジネーション。 「今日」を蔑ろに、まるで無かったことに。 滑稽な人生劇場、虚しいリアリティ。 明日に期待を投下。 ねえ、断言できる? 当たり前のように太陽は昇るって。 悔いはない?気持ちの先送り。 誰も知…
以前と著しく変わったこと。 それは 自分という人間を許せるようになったこと。 やっとの思いでここに辿り着いた。 ずいぶん長く険しい道のりだった。 今では、暗黒時代の心の闇を 俯瞰して見れるようになった。 この変化はすさまじく大きい。 というわけで…