My Journal (コトバ、ヲモイ)
2017年1月1日 岩手日報 別刷 “文化・くらし” 新年文芸 第一席入賞 ================== 「岩手山」 三十の路で その偉大さを思い知り ふと浮かんだ 汗ほとばしる青の時代 いま腑に落ちた 溢れんばかりのやさしさ そっと見守る それはまるで…
(せっかくなので、これから受賞の報告などしていきます。) 第21回「日本一短い感想文」コンクールホセ・ムヒカの部 入賞しました。 ******* 最小限の持ち物で幸せを感じられる者こそ本当に豊かである。 ******* 「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」…
いつからだろう。 大事なことを省略・時短するようになったのは。 いつからだろう、余計なことに時間をかけて 心が摩耗するようになったのは。 きっと薄々気づいているし、心のどこかで自覚している。 ときどき自分に後ろめたさも感じる。 何にも遠慮はいら…
長年、模索していること。 それは、Me(I)とYouの折り合い地点。 つまりは、自分らしい生き方と誰かのために生きる生き方が、折り重なるポイント。 最近、わかってきたのはMeもYouも内包してしまうWeの生き方。 あともうちょっと模索したら、視界がクリアにな…
駆け抜ける。 瞬く間に過ぎ去る。 私達は確実に終点へと向かっている。 限りのある旅路だから、経路や道順に悩む。 だけど本当は悩んでる暇なんてないのだろう。 今日が残りの人生の初日、とはよく言ったもんだ。 毎日が新しく、きらきらと可能性に満ちてい…
初めて訪れた場所なのに、なぜか懐かしい。 不思議だけど、よくあるあの感覚。 個人的にこの感覚を抱くと、なんだか得した気分になる。 ふるさとと思える場所がたくさんあるって、しあわせだ。 一つしかない、それもまた良い。 たくさんある、それもまた良い…
幸せの定義、それはあらかじめ決まっているものではなくて、 "自分の心"が決めるものだということに、 ここ最近ようやく気づいた。 私の人生はイレギュラーなことだらけだ。 でもそのイレギュラーな経験のおかげで、 普通の人が気づかない大切なことに気づけ…
When I keep searching what I don't have yet, I will never get to there. When I am aware of what I have, I can see that I alerady have been here. Cuando seguimos buscando lo que aún no tenemos, nunca llegaremos allí. Cuando nos damos cuenta…
言の葉 時にだれかを癒し、時にだれかを傷つけ 言の葉 時にあなたを励まし、時に私を慰む 言の葉 時に昔へとタイムスリップさせ、時に明日の希望へと繋ぎ 言の葉 誰かはその土地のものを使い、 別の誰かは手や指を巧みに操る 言の葉 あの人のそれを真似して…
奄美へのひとり旅。 それは人生観に強烈なインパクトを与えてくれた。 単なる旅を超越し、神様の粋な計らいに溢れていた。 手付かずの大自然と島人達の溢れるほどの愛情が、 私の魂をこれでもか!とゆさぶった。 都会暮らしに埋もれ、 埃をかぶった核となる…
ぽっかりと空いた穴、 暗闇を隠してしまうほどの無数の光。 今一瞬のこの煌めきは、 深い蒼の底に沈んだあと、 明日の希望へと姿を変えて。 刻一刻と移り変わる風景は、 巡りめくる季節と融け合い、 日々を彩り、人生を織り成す。 愛、それは遥か彼方からも…