YORI *未知 ダイアログ ~Viva La Unica~

 まずは、点から・・・。 日々の戯言、詩、旅行記、フォトギャラリー。

#57【Event】逗子アートフェスティバル2017出展


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この度、逗子アートフェスティバル(ZAF2017)に

絵画作品を出展させていただくことになりました。


他のアーティストさんと空間を共有し、

1つの世界観を創り上げるインスタレーションスタイルとなります。


[会期] 107日(土)~1029日(日) の土・日・祝日

[時間] 11:0018:00

[会場] 逗子会館2(逗子5-4-33)

http://zushi-art.com/event/2017-artfolio


2年間、気ままに描きためてきた作品のお披露目です。


アーティストとしては素人ですが、

アートや表現することは大好きですし、私の人生に欠かせないものであります。

 自分の世界観を他の人に見てもらい、何かを感じてもらえたら、

アーティストとしては冥利につきるかなと思います。


他にもたくさんの面白い企画が目白押しですので、

ぜひ遊びにいらしてください。


Miqui

#56 【詩】Be with

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"今"が波をすべって、

夕陽の中に溶け込めば、

明日、より一層輝く。

 

誰かから零れ落ちた

愛する勇気を拾い集めたら、

いつの間にか海のように

あの人の心は深く満たされる。

 

風に合図を託して

寄り添うことを約束したら、

昼と夜は境目を溶かして

見たことのない美しさを奏でる。

 

 

Photo@Zushi, Japan (逗子、日本)

 

 

#54 【詩】愛の詩 -2. Summer-

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いつかの太陽も地面を焦がすほどに
じりじりと熱を放っていた
 
あの日、君が何気なく渡してくれた言葉は
僕の中に渦巻くある種の感情を高ぶらせた
 
勘違いとか気のせいとか思い込みとか
いかようにもタグ付けすることは簡単だ
 
しかし、いざ潮風に言葉をのせようとしても
花火の打ち上がる音に掻き消され、空回る
 
砂浜にそっと思いをなぞってみたところで
あっさり波に洗い流され、白紙に舞い戻る
 
 
せつなくないか、夏
 
 
君の横顔に思いつくかぎりのQを並べても
いたって何でもなくふるまう姿に勝手に傷つき
 
それ以上でもそれ以下でもない
極限られた線と線の中に身を寄せて・・
 
 
せつなくないか、夏
 
 
ここで答えを出すことがいかにナンセンスかだなんて
僕も君も痛いほどに自覚している
 
それでも先を急ぐのは、まだ見ぬ世界に
君もいて欲しいからなんだ
 
 
せつなくないか、夏
 
 
星が赤く点滅する夜空は時に無情で
熱気を冷ますように風は肌をさすらう
 
静けさの中にひっそり佇めば、
否が応でもこの気持ちと向き合うしかなく
 
 
せつなくないか、夏
 
 
どんな形をしていたとしても、
この瞬間のこの気持ちは人生を刻み
 
確かに君のことを思っていた夏があったと
いつかの僕に伝言ゲームをするだろう
 
 
せつなくないよ、夏
 
 
二度と同じ瞬間はやってこないから
温度も匂いも音も視線の先も涙の味すらも
 
全て愛おしい記憶として封じ込めれば
いつかの僕はたった一つの夏を愛するだろう
 
 
 
 
 

#53 【詩】愛の詩 - 1. Spring -

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あちらこちらに灯る色彩
 
永久凍土を免れて
 
New season
幕開けの合図
太陽は希望の予感を放って
 
 
また会えたね、と微笑む
 
ずいぶんと柔らんで
 
New season 
開封の印
蓋をしたのに、疼きだす
 
 
健気に今日も蒼くて
 
........何色........?
 
New season
始まりの知らせ
一段上がった、その先は
 
 
嬉しいときも悲しいときも
 
もしかしてとまさかの狭間に
 
New season 
期待の一歩手前
ほら、苦しくなってきた
 
 
それぞれの美しさが咲き誇る
 
新しい感情がどうも歯痒くて
 
New season
素直さと葛藤
さあ、どう決着をつけよう
 
 
美しさの理由を問うまでもなく
 
疑うのも信じるのも憚られて
 
New season 
衝動がうずまいて
たぎる気持ち、恋は誠か
 
 
 
 
Photo@ Iwate,Japan (岩手県西和賀町)

#52 【詩】love on earth

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いつか終焉の鐘が鳴ると

わかっているのに

 

愛することは

やめられない

 

これから創る世界に

あなたも必要なの

 

スケールのでかい

プロポーズのように

 

好きの一滴が

波となって海となって

 

知らないあの子のもとに

打ち寄せられたら

 

まーるい地球(ほし)は

せうやって愛を湛えるの

 

 

 

#51 【雑記】Newage

 

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理由らしい理由など必要なく

 

敢えて言うとしたら

新しい時代を創りたいのだ

 

全てをひっくり返し、

刷新したい

 

自分を伝い、溢れ出る

全生命エネルギーを注ぎ込みたい

 

馬鹿みたいに無謀なことを、

馬鹿みたいに真面目に、

馬鹿みたいにふざけて、

馬鹿になってやる

 

それが私の美学

 

 

 

人それぞれの美学がある

それらを互いに押しつける必要はない

 

だけど、「絶対的な美学」もあるのではなかろうか

普遍の、ゆるがぬ、根本の

 

世界平和とか、We are the oneとか

みんなが幸せで自分らしく生きる、とか

 

そんな世界を見たい

というか実現させるために、いや、

取り戻すために生まれたと思う

 

誰かが犠牲になるような、そんな社会は

とてつもなく、ダサい

 

だから、至極自然の流れで、

私は時代を創ろうとしている

 

#50 【雑記】Flower moon

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表面的な正義をふりかざし、

無理に他人のために生きようとしても、

いずれ剥がれてしまうのだから。

 

ならば最初から自分らしく在ることに、

深く貪欲でいたらいい。

その代わり、容赦なく己と向き合う必要はある。

 

結局、自分自身をマネージできなければ、

外の世界ではもっと翻弄される。

 

綺麗事の理論よりも、

泥臭いほどの実践を。

 

飾り立てた偽善よりも、

不器用なほどの無垢を。

 

Photo@Zushi beach, Kanagawa, Japan(神奈川県逗子市 逗子海岸)

 

#49【雑記】 Answer is

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人は答えを探し求める。

探し求める間は、不安に包まれる。
答えがでないことに嘆いたり、悩む。
 
でも、答えは探すものなのか?
もしくは、心が全て答えを知っているとしたら?
不安はなくなり、嘆きや悩みもなくなる。
 
生まれたての子どもは答えなど探していない。
ただひたすらに、一瞬一瞬の生を積み重ねるのみだ。
 
人生とは、答えを探すことが目的ではない。
一瞬一瞬の幸いを享受し、ひたすら純粋に謳歌する、その行為そのものが答えだ。
日々の歩みが、最善の行為が、答えだ。
 
だから行動するのだ。
この行動とは、決して立派なことをしろ、素晴らしいことをしろというのではない。
 
「生ききる。」
 
これに尽きる。
 

#48 【雑記】Real blue

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約一年前、このブログを立ち上げた。

最初はフォトブログがメインの目的だったが、その後は詩や絵画に、エッセイも綴るようになった。
 
方向性が定まっていないなぁと思う一方、表現方法に広がりがでてきたのだろうとも思う。
幼少期に大好きだった表現活動の時間を取り戻した、という意味では、この一年の変化は大きい。
 
また、気持ちの面でも大きく変わった。
以前にも増して、よりいっそう軽やかなのだ。
過去に対しては一切の未練がない。
未来に対しても一切の期待がない。
 
期待がない、とはネガテイブな意味ではない。
上手くいくにせよ、いかないにせよ、どちらでもいい。
 
それよりも今この瞬間に身を置きたい。
今生きている命を味わうことにフォーカスしたい。
 
もちろん、こんな軽やかな気待ちになるまでには、紆余曲折あった。
たくさんの人を恨み、妬み、裁いた。
そのたびに心が苦しかった。
 
だけど自分を諦めたくなかった。
授かった貴重な命。
私として生まれてきたことを喜べるようになりたい。
 
だから全力で自分と向き合った。
自分の良いところ悪いところ、得意なこと苦手なこと、全部を再確認した。
 
そしてありのままの、自然体の自分でいるようにした。
無理しないで、気の向くままに、思うがままに。
 
すると、そんな私を良いと認めてくれる人が結構いることに気づいた。
なんだ、意外と自分イケてるじゃん。
ようやく、自分の存在を喜べるようになった。
 
 
人は年々、いろんなものを抱えていく。
目に見えるもの、目に見えないもの両方とも。
 
一旦所有をすると、手放したくない!もっと欲しい!と際限なくなる。
執着に蝕まれると、この世界はとてつもなく窮屈になる。
 
握りしめた拳を緩め、不要な想いを手放し、
ふと自分の鼓動に耳を傾けてみよう。
どこからともなく漂う花の香りに包まれてみよう。
 
生きるとは極シンプルだ。
 

 

複雑に絡んだあらゆるものが解けたとき、人は本当の空の青さを知る。